「バリ得新幹線の取消料って、いくらかかるの?」
「前日や当日のキャンセルは返金されるの?」
そんな疑問をスッキリ解決します!
バリ得新幹線は格安で便利ですが、キャンセルのタイミングによって取消料が大きく変わるのが特徴です。
前日と当日では1,000円以上の差が出ることもあり、知らずに損してしまう人も多いんです。
この記事では、日本旅行公式のルールをもとに、
「21日前・7日前・前日・当日・出発後」までの取消料を徹底比較。
さらに、返金額の目安や、損を防ぐ3つのコツも紹介します。
これを読めば、キャンセルで損をしない完璧なタイミングがわかりますよ✨
バリ得新幹線の取消料はいくら?タイミング別に徹底比較
バリ得新幹線の取消料は「キャンセルのタイミング」によって変わります。
「いつキャンセルするか」で返金率が大きく変わるため、まずは全体像を理解しましょう。
①バリ得新幹線の取消料はタイミングで変わる
バリ得新幹線の取消料は、出発までの日数によって段階的に設定されています。
JRのきっぷとは違い、「前日」「当日」「出発後」で取消料が大きく変わります。
公式ルールをもとにまとめると、以下のようになります👇
| キャンセル時期 | 取消料 | 返金率 |
|---|---|---|
| 出発21日前まで | 無料 | 100% |
| 出発20〜8日前 | 20% | 80% |
| 出発7〜2日前 | 30% | 70% |
| 出発前日 | 40% | 60% |
| 出発当日(発車前) | 50% | 50% |
| 出発後 | 100% | 0% |
つまり、「いつキャンセルするか」がそのままお金に直結します。
前日までは半額以上返金されますが、出発後は返金ゼロになるので要注意です。
②日本旅行公式の取消基準をチェック
日本旅行公式サイトでは、「取消料=旅行開始日の前日から起算して何日前か」で区分されています。
ここでのポイントは、キャンセル日時ではなく、「システムで処理された時刻」が基準になること。
そのため、前日23:59にボタンを押しても、
サーバー処理が翌日0:00を回ると「当日扱い」になることもあります。
これを避けるためには、22時までに手続きを完了させるのが安全です。
また、土日や祝日を挟む場合も、処理が翌営業日になることがあるため、
急ぎの場合はマイページからオンラインキャンセルを選びましょう。
③キャンセル料の発生タイミングを理解しよう
取消料は「旅行契約成立日」からではなく、「出発日基準」で発生します。
たとえば、4月10日出発の旅行を3月20日にキャンセルする場合、
出発日まで21日以上あるので取消料は無料です。
ただし、3月25日にキャンセルした場合は「16日前」なので20%が発生します。
こうした細かい境界日を勘違いしている人が多く、
思わぬキャンセル料が発生してしまうケースもあります。
公式カレンダーを見ながら、日数を数えるように意識しましょう。
④返金額の目安を知っておこう
では実際に、取消料が差し引かれたあとの「返金額」がどのくらいになるかを見てみましょう👇
| 支払金額 | キャンセル時期 | 取消料 | 返金額 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 出発21日前 | 0円 | 10,000円 |
| 10,000円 | 出発10日前 | 2,000円 | 8,000円 |
| 10,000円 | 出発3日前 | 3,000円 | 7,000円 |
| 10,000円 | 出発前日 | 4,000円 | 6,000円 |
| 10,000円 | 出発当日 | 5,000円 | 5,000円 |
| 10,000円 | 出発後 | 10,000円 | 0円 |
上のように、たった1日の差で返金が数千円単位で変わります。
特に「前日と当日」で返金額が1,000〜2,000円も違うことを知らずに損してしまう人が多いです。
つまり、早めのキャンセル判断こそが最大の節約術なんです。
バリ得新幹線の取消料を日数別にシミュレーション
ここでは、バリ得新幹線のキャンセルを日数別にシミュレーションして、実際にどれくらい取消料がかかるのかを具体的に見ていきます。
実際の支払額をもとに、リアルなシミュレーションを交えて解説します。
①出発21日前までのキャンセル(無料)
出発日の21日前までは、取消料は一切かかりません。
この時期のキャンセルは「旅行契約が成立した直後でも無条件で無料」なので、
「やっぱり予定を変えたい」と思ったら、すぐにキャンセルしてもOKです。
たとえば10,000円のプランを予約していた場合、
取消料0円・返金額10,000円になります。
| 支払金額 | 取消料 | 返金額 |
|---|---|---|
| 10,000円 | 0円(無料) | 10,000円(全額返金) |
特に「とりあえず仮押さえしたい」場合は、この期間内に判断するのがおすすめです。
②出発20〜8日前のキャンセル(20%)
出発日の20〜8日前にキャンセルした場合、
取消料は旅行代金の20%がかかります。
たとえば10,000円のプランなら2,000円が取消料として差し引かれ、
8,000円が返金されます。
| 支払金額 | 取消料 | 返金額 |
|---|---|---|
| 10,000円 | 2,000円 | 8,000円 |
この期間は「まだ1週間以上あるし大丈夫」と油断しがちですが、
意外と取消料がかかるゾーンです。
このあたりで予定が確定していない場合は、
早めに決断して損を減らすようにしましょう。
③出発7〜2日前のキャンセル(30%)
出発7日前を切ると、取消料がぐっと上がって30%になります。
10,000円のプランの場合、取消料3,000円・返金額7,000円です。
| 支払金額 | 取消料 | 返金額 |
|---|---|---|
| 10,000円 | 3,000円 | 7,000円 |
ここから先は、「実質キャンセル料ゾーン」と呼ばれる期間です。
旅行会社にとっても列車・宿泊枠が確定している時期のため、
キャンセルによる損失が発生するタイミングでもあります。
つまり、7日前を切った時点でのキャンセルは“確実にお金がかかる”と覚えておきましょう。
④前日・当日キャンセル(40〜50%)
出発前日や当日のキャンセルは、もっとも高い取消料が発生します。
前日は40%、当日は50%。つまり、半額近くが戻らない計算です。
| キャンセル時期 | 取消料 | 返金率 |
|---|---|---|
| 前日 | 40% | 60%返金 |
| 当日(出発前) | 50% | 50%返金 |
| 出発後 | 100% | 返金なし |
例えば、10,000円のプランを当日キャンセルした場合、
取消料5,000円・返金額5,000円です。
また、発車時刻を1分でも過ぎると「出発後扱い」となり、
返金ゼロ(100%負担)になります。
つまり、“出発直前キャンセルは半額失う”ということを頭に入れておきましょう。
予定変更がありそうなときは、前日夜の22時までに判断するのが鉄則です。
バリ得新幹線の出発後キャンセルはどうなる?
バリ得新幹線の出発後キャンセルについて詳しく解説します。
「乗らなかったのに返金されないの?」という疑問に答えていきます。
①出発後は返金なし(100%取消料)
バリ得新幹線では、出発後のキャンセルは返金ゼロ(取消料100%)になります。
これは、日本旅行の旅行条件書に明記されており、
「旅行開始後の契約解除は、旅行代金の全額を取消料として申し受けます」と定められています。
つまり、列車が発車した時点で「旅行開始」とみなされるため、
乗っていなくても返金対象にはなりません。
例として、出発時刻が10:00の列車を予約していた場合、
10:01以降にキャンセルしても全額負担(返金0円)になります。
この点を理解しておかないと、“乗り遅れ=全額損”という悲しい事態に陥ります。
②「未使用でも返金できない」理由
「チケットを使ってないのに返金されないのはおかしい」と思う方も多いですが、
これは“旅行商品”の仕組みによるものです。
バリ得新幹線はJRの乗車券ではなく、
日本旅行が販売する募集型企画旅行というカテゴリーに属します。
この場合、旅行開始=乗車開始ではなく、
「指定された列車が出発した瞬間」に旅行が始まったとみなされます。
たとえチケットを使っていなくても、旅行サービスの提供は始まっている扱いになるため、
返金はできないのです。
つまり、“乗車しなかった”ではなく“出発した”が基準というのが重要なポイントです。
③旅行開始後の扱いと注意点
旅行開始後における扱いは、次のように明確に定義されています👇
| 状況 | 取消料 | 返金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 列車出発前にキャンセル | 50% | あり(50%) | マイページで操作可 |
| 列車出発後(未乗車) | 100% | なし | 自動的に旅行開始扱い |
| 旅行開始後に中止 | 100% | なし | 途中解約不可 |
また、旅行開始後に体調不良や急用で乗れなかった場合でも、
原則として返金対象外です。
このため、「出発時刻前のキャンセル」が最後のチャンスになります。
④台風・運休時の特例について
ただし、天候や運行停止など「やむを得ない事情」がある場合には、特例が適用されることがあります。
たとえば、台風や大雪などでJRが運休となった場合、
その区間を利用するバリ得新幹線も「旅行中止扱い」として、全額返金されます。
この場合、日本旅行が公式に「運休扱い」と認めた場合のみ対象です。
また、返金方法は支払方法に応じて自動または振込で行われます。
| 支払方法 | 返金方法 | 処理日数 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 自動返金(マイナス請求) | 3〜5営業日 |
| コンビニ・現金払い | 銀行振込 | 5〜10営業日 |
また、運休証明が必要になるケースもあるため、
JR窓口や公式アプリで「運休証明書」を取得しておくのが安心です。
この特例を受けるには、マイページの「お問い合わせ」フォームから申請するのが基本ルートです。
自然災害による影響で乗れなかった場合は、焦らず公式手順に従って返金申請しましょう。
バリ得新幹線の取消料を安く抑えるコツ3つ
バリ得新幹線の取消料をできるだけ安く抑えるための3つの実践テクニックを紹介します。
タイミングと手順を意識すれば、数千円単位の差が出ます。
①22時までにキャンセル手続きを完了させる
取消料を抑える最も確実な方法は、
「前日22時までにキャンセルを完了する」ことです。
なぜなら、日本旅行のシステムは日付を「23:59」ではなく「処理完了時刻」で判断しているため、
深夜0時をまたぐと当日扱い(取消料50%)になることがあるからです。
そのため、余裕をもって夜10時(22時)までにキャンセル操作を終えておくのが安全ラインです。
| 時間帯 | 取消料の扱い | 注意点 |
|---|---|---|
| 〜22:00まで | 前日扱い(40%) | 安全に返金される |
| 22:01〜23:59 | 処理遅延で当日扱いの可能性 | 返金が半額に減る場合あり |
| 0:00以降 | 当日扱い(50%) | 返金率が一気に下がる |
特にスマホから操作する場合、通信状況によって処理に時間がかかることもあるので、
早めの判断が損を防ぐコツです。
この「22時ルール」を覚えておくだけでも、無駄な取消料を減らせますよ。
②旅行開始日前の「再予約」を活用する
バリ得新幹線は変更が原則不可ですが、
「キャンセル→再予約」で実質的に変更扱いにできます。
たとえば、「10時発→13時発に変えたい」と思ったときは、
一度10時発のチケットをキャンセルして、新たに13時発を予約する方法です。
この際、出発7日前までなら取消料30%で済むため、
再予約のプランによっては差額がほぼ相殺されるケースもあります。
実際に10,000円のチケットをキャンセルして、9,000円の便に再予約できた場合👇
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 元のチケット代 | 10,000円 |
| 取消料(30%) | 3,000円 |
| 返金額 | 7,000円 |
| 再予約チケット代 | 9,000円 |
| 実質負担 | 2,000円(差額+取消料) |
このように、再予約をうまく使えば、
実質的に“変更したような効果”を得られます。
ただし、再予約の際は空席状況や販売終了時刻(出発5日前など)に注意が必要です。
③キャンセルメール・返金通知を必ず確認
最後に見落としがちなのが、返金メールや取消完了通知の確認です。
バリ得新幹線のキャンセル処理は、
マイページ操作後に送られてくるメールで正式に成立します。
このメールを受け取っていない場合、
実はキャンセル処理が完了していないことがあります。
特に注意したいのは、深夜帯のキャンセルや
スマホ通信が不安定なタイミング。
通信エラーなどで操作が中断されると、予約が残ったままになり、
出発後キャンセル(100%取消料)扱いになることも。
そのため、必ずメールの件名「取消完了のお知らせ」を確認しましょう。
| 確認すべきメール | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 取消完了メール | キャンセル成立の証拠 | 届かない場合は要問い合わせ |
| 返金処理完了メール | 返金額と処理日が記載 | 削除せず保管 |
この2通を確認しておけば、返金トラブルのリスクをほぼゼロにできます。
つまり、“22時判断・再予約・メール確認”が、
取消料を安く抑える最強の3ステップです。
バリ得新幹線の取消料に関するよくある質問
最後に、バリ得新幹線の取消料や返金に関して、よくある質問をまとめました。
知らないと損する細かいルールをここで整理しておきましょう。
①取消料はどこから差し引かれるの?
取消料は、支払った金額から自動的に差し引かれます。
つまり、返金時には「支払額 − 取消料 = 返金額」という形になります。
たとえば10,000円のチケットを出発前日にキャンセルした場合、
取消料40%=4,000円、返金額6,000円となります。
この処理は日本旅行のシステム内で自動計算されるため、
手続き時に別途支払う必要はありません。
ただし、クレジットカード決済では「マイナス請求」、
コンビニ払いでは「返金額振込」になる点だけ注意です。
②返金はいつ・どうやって行われる?
返金の流れは支払い方法によって異なります。
| 支払方法 | 返金方法 | 日数目安 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 自動マイナス請求 | 3〜5営業日 |
| コンビニ・現金払い | 銀行振込(口座登録必須) | 5〜10営業日 |
なお、キャンセル処理をした直後に返金が行われるわけではなく、
日本旅行のシステムで処理されるまで数日かかります。
特に土日・祝日を挟むと遅れるため、
急ぎの場合は平日に手続きするのがおすすめです。
③人数変更のときも取消料は発生する?
人数変更(例:2名→1名)は、部分的なキャンセル扱いになります。
そのため、減員した人数分に対して取消料が発生します。
たとえば3人で予約していて、1人分だけキャンセルした場合👇
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 総額 | 30,000円(10,000円×3人) |
| 1名分キャンセル | 取消料3,000円(30%の場合) |
| 返金額 | 7,000円 |
残りの2人分のチケットはそのまま利用できますが、
代表者1人がまとめて手続きを行う必要があります。
また、取消料の計算単位は「1人あたり」なので、
部分キャンセルでもルールは変わりません。
④台風・災害時のキャンセルは無料になる?
はい、台風や大雪などによってJRが運休になった場合は、
取消料が全額免除され、全額返金となります。
ただし、単に「遅延」しただけでは対象外で、
「運休」「旅行中止扱い」と日本旅行が認めた場合にのみ返金されます。
また、返金を受けるにはマイページからの申請またはサポートセンターへの連絡が必要です。
返金処理には数日かかりますが、自然災害が原因の場合、
証明書の提出は不要なことが多いです。
心配な場合は、JR運休証明を取得しておくとスムーズです。
このように、天候などの不可抗力は利用者に不利益が出ないよう配慮されています。
➡バリ得こだま・ひかり・さくら完全ガイド|安く買う方法・予約・変更・キャンセルまで徹底解説
まとめ|バリ得新幹線の取消料はいくら?
| キャンセル時期 | 取消料 | 返金率 |
|---|---|---|
| 出発21日前まで | 無料 | 100%返金 |
| 出発20〜8日前 | 20% | 80%返金 |
| 出発7〜2日前 | 30% | 70%返金 |
| 前日・当日 | 40〜50% | 50〜60%返金 |
| 出発後 | 100% | 返金なし |
バリ得新幹線の取消料は、「いつキャンセルするか」で大きく変わります。
出発21日前までは無料ですが、7日前を切ると30%、前日は40%、当日は50%が発生。
出発後は返金なし(100%)なので注意が必要です。
取消料を安く抑えるポイントは、
①22時までに手続き完了、②再予約の活用、③メール確認の3つ。
また、台風などで運休になった場合は全額返金されるなど、
特例もあるので安心です。
不安なときは、日本旅行公式サイトの最新ルールを確認しておきましょう👇
早めの判断と確認が、あなたの旅費を守るいちばんのコツです✨
