「バリ得新幹線をキャンセルしたいけど、前日でも間に合う?」「当日は何時までできるかしりたい!」
そんな不安を解消するために、日本旅行公式ルールをもとにキャンセルの締切時間と返金条件をわかりやすくまとめました。
バリ得新幹線は格安で便利ですが、通常のJRきっぷとは違いキャンセルのタイムリミットが厳格です。
タイミングを誤ると、返金が半額以下になったり、出発後は一切戻らないこともあります。
この記事では、前日・当日・出発後のキャンセル締切と返金の違いを比較表で解説し、
損をしないためのポイントも紹介しています。
旅行直前の方も、今のうちにルールを押さえて安心してくださいね。
バリ得新幹線のキャンセルは前日何時まで?締切時間と注意点を解説
バリ得新幹線のキャンセルはいつまで可能なのか、締切時間と注意点を詳しく解説します。
それでは、それぞれのケースを具体的に見ていきましょう。
①前日キャンセルの締切時刻はいつ?
バリ得新幹線のキャンセルは、出発前日の23時59分までに手続きを完了すれば「前日扱い」となります。
ただし、公式サイト(日本旅行マイページ)では、サーバーメンテナンスや通信混雑を避けるため、
実質的には22時までの手続き完了を推奨しています。
この時間を過ぎてから操作すると、データ処理が翌日に回り、当日扱い(取消料50%)になるケースもあります。
| キャンセル手続き時刻 | 扱い | 取消料 |
|---|---|---|
| 〜22:00 | 前日扱い | 旅行代金の40% |
| 22:01〜23:59 | システム上は前日扱い(ただし遅延リスクあり) | 40%(※遅延で当日扱いの可能性) |
| 0:00以降 | 当日扱い | 50% |
つまり、安全にキャンセルしたい場合は、「22時までに手続き完了」を意識しておくのがベストです。
②当日キャンセルは何時までできる?
当日キャンセルは、出発列車の時刻前までであれば可能です。
例えば、午前9時の新幹線を予約している場合、8時59分までにマイページまたは電話でキャンセルを完了すればOK。
この場合、取消料は50%となります。
ただし、出発時刻を1分でも過ぎると「出発後扱い」となり、返金は一切ありません。
以下のようなスケジュールを想定して行動するのがおすすめです👇
| 列車出発時刻 | キャンセル受付締切 | 取消料 |
|---|---|---|
| 07:30発 | 07:29まで | 50% |
| 12:00発 | 11:59まで | 50% |
| 18:30発 | 18:29まで | 50% |
つまり、「発車時刻=キャンセルリミット」だと覚えておくと安心です。
③キャンセルが間に合わないとどうなる?
キャンセル操作が間に合わず、発車時刻を過ぎてしまった場合、
バリ得新幹線は「出発後キャンセル=旅行放棄扱い」となり、返金は一切ありません。
これは、日本旅行が販売する「募集型企画旅行商品」のルールに基づいたものです。
ただし、体調不良・天候不良・運休などの理由がある場合は、
証明書(診断書・運休証明)を提出することで一部返金が認められることもあります。
この場合は、出発後すぐに日本旅行のコールセンターへ連絡するのが鉄則です。
放置すると「無連絡キャンセル」となり、返金ゼロになります。
④夜間・深夜のキャンセルは可能?
マイページを使えば、24時間いつでもキャンセル可能です。
つまり、夜間や深夜でも操作自体はできますが、
前述の通り「23:59以降の手続き」は当日扱いになる点に注意しましょう。
一方で、店舗や電話でのキャンセルは営業時間外(17時〜翌10時頃)は受付できません。
そのため、夜中にキャンセルしたい場合は、必ずマイページを使うのが正解です。
スマホでも操作でき、完了メールも即時届くため、
夜のうちに確実にキャンセルを済ませたい方にぴったりです。
ただし、深夜帯(0時〜1時頃)はシステムメンテナンスで一時的に操作できない時間が発生する場合もあります。
どうしても不安な方は、前日22時までに手続き完了しておくのが確実です。
バリ得新幹線の当日キャンセルルールを詳しく解説
バリ得新幹線の当日キャンセルについて、日本旅行公式のルールに基づき詳しく解説します。
それでは、当日の具体的な扱いを見ていきましょう。
①当日キャンセルの扱いと取消料
バリ得新幹線では、当日キャンセルは「出発列車の発車時刻前まで」可能です。
この場合の取消料は、旅行代金の50%となります。
つまり、半額分が返金対象になります。
以下に、当日キャンセルのルールを整理しました👇
| タイミング | 取消料 | 返金可否 |
|---|---|---|
| 出発前(発車時刻前) | 50% | 〇 半額返金あり |
| 出発後(列車発車後) | 100% | × 返金なし |
| 無連絡キャンセル | 100% | × 返金なし |
ポイントは、「発車時刻を1分でも過ぎたらアウト」という点。
ここがJR券と違う点なので注意しましょう。
また、出発直前のキャンセルはサーバー処理の遅延で時間がずれることもあるため、
少なくとも発車の10分前には操作を完了させておくのが安全です。
②出発前キャンセルと出発後の違い
当日のキャンセルでは、「出発前」と「出発後」で大きな差があります。
出発前キャンセル:返金あり(50%)
出発後キャンセル:返金なし(100%)
これは、バリ得新幹線が「募集型企画旅行商品」であるため、旅行開始時点(=発車時刻)を境に契約が履行されたと見なされるからです。
つまり、出発後のキャンセルは“旅行放棄扱い”になり、チケットを使っていなくても返金対象外です。
以下の表で比較してみましょう👇
| 区分 | 取消料 | 返金率 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 出発前キャンセル | 50% | 50%返金 | マイページ・電話で可 |
| 出発後キャンセル | 100% | 0%返金 | 返金なし・旅行放棄扱い |
ただし、災害・運休・体調不良などやむを得ない事情がある場合は、
診断書や運休証明書を提出すれば、一部返金の特例が認められることもあります。
この場合は、必ず当日中に日本旅行へ連絡を入れましょう。
③マイページでの当日操作の注意点
マイページでの当日キャンセル操作には、いくつか注意点があります。
まず、キャンセル操作を開始しただけではまだ手続き完了ではありません。
「取消確定」ボタンを押して、完了メールを受け取るまでが正式な手続き完了です。
この完了メールには、キャンセル受付時刻と取消料が明記されています。
そのため、このメールが届いた時刻が「前日扱い/当日扱い」の判断基準になります。
また、当日キャンセル時は、マイページが一時的に混雑することもあるため、
複数回操作せずに一度で確実に完了させましょう。
処理中にブラウザを閉じてしまうと、システムエラーが発生し、返金遅延につながるケースもあります。
操作後はマイページ上で「取消済み」と表示されていることを必ず確認しましょう。
④当日電話連絡の可否と対応例
「当日のキャンセル、電話でもできるの?」という疑問も多いですよね。
結論から言うと、電話での当日キャンセルも可能ですが、
受付時間は限られています。
| 窓口 | 受付時間 | 備考 |
|---|---|---|
| 日本旅行 国内旅行デスク | 10:00〜17:00 | 営業時間内のみ対応 |
| 店舗(支店・営業所) | 各店により異なる | チケット持参が必要 |
出発当日が土日祝日の場合、営業時間外で電話がつながらないこともあります。
そのため、やむを得ない事情で当日キャンセルを行う場合は、
マイページ操作+メール保存がもっとも確実な方法です。
また、万が一間に合わなかった場合でも、
「発車前に電話をかけていた証拠(通話記録・スクショ)」があれば、
交渉次第で前日扱いにしてもらえるケースもあります。
当日キャンセルはタイミングが命。
事前に連絡先をスマホに登録しておくと、焦らず対応できますよ。
バリ得新幹線の返金ルールをタイミング別に比較
バリ得新幹線の返金ルールを、前日・当日・出発後のタイミング別に比較して詳しく解説します。
それでは、タイミング別にどのように返金されるのか見ていきましょう。
①前日キャンセル時の返金額
バリ得新幹線を出発前日にキャンセルした場合、取消料は40%、返金は60%となります。
つまり、支払った金額のうち6割が返金されるという計算です。
ただし、クレジットカード払いと現金払いでは返金の流れが異なります。
| 支払い方法 | 返金方法 | 返金時期 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| クレジットカード | 自動返金(マイナス処理) | 2〜5営業日後 | カード明細に「返金」表記 |
| コンビニ・現金払い | 銀行振込による返金 | 5〜10営業日後 | 口座登録が必要 |
この際、返金元は「日本旅行」または「NIPPON TRAVEL AGENCY」として明細に表示されます。
また、返金時期はカード会社や金融機関の処理速度により多少前後するため、
3〜5日ほどの余裕を見ておくと安心です。
②当日キャンセル時の返金額
当日キャンセルの返金率は50%です。
つまり、支払額の半分が返金され、残り半分が取消料として差し引かれます。
たとえば、バリ得新幹線の代金が12,000円の場合、6,000円が返金されます。
返金方法は前日キャンセルと同じく、支払い方法によって異なります。
| 支払い方法 | 返金額(12,000円の場合) | 返金方法 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 6,000円 | カード会社を通じて自動返金 |
| コンビニ・現金払い | 6,000円 | 口座振込(登録必須) |
ただし、発車時刻を1分でも過ぎたキャンセルは返金対象外です。
そのため、操作時刻が「当日○時○分」と表示される完了メールを必ず確認しましょう。
③出発後キャンセルの扱い
出発後(発車時刻を過ぎた後)のキャンセルは、返金なし=旅行放棄扱いです。
たとえ列車に乗っていなくても、発車後の操作は自動的に「出発後キャンセル」とみなされます。
これが、JRの普通きっぷとの大きな違いです。
ただし、次のようなやむを得ない理由がある場合は、例外的に返金が行われることがあります。
- 台風・大雪などによる運休
- 体調不良・急病(診断書提出)
- 災害・事故による交通遮断
これらの場合、日本旅行に直接連絡を入れて、証明書類を提出すれば、
取消料の一部返金やポイント返還が認められるケースがあります。
出発後であっても、諦めずに相談することをおすすめします。
④返金処理の流れと日数
返金の流れをまとめると、以下のようになります👇
| ステップ | 内容 | 注意ポイント |
|---|---|---|
| ①キャンセル完了 | マイページまたは店舗で手続き | 「完了メール」受信が必須 |
| ②返金処理開始 | 日本旅行側で処理(1〜2営業日) | 週末・祝日は翌営業日扱い |
| ③金融機関で処理 | クレジット会社・銀行で返金反映 | 2〜10営業日が目安 |
| ④返金完了 | 口座またはカード明細に反映 | 確認メールまたは通知をチェック |
返金までの目安は、クレジットカードなら3〜5日、現金・コンビニ払いなら7〜10日ほどです。
まれに処理が遅れている場合は、
マイページの「返金状況」や、カード会社・銀行のサポートに問い合わせてみましょう。
いずれにしても、返金が遅れても必ず処理は行われるので、焦らず確認を待つのがコツです。
バリ得新幹線のキャンセル時間に関するよくある勘違い
バリ得新幹線のキャンセル時間に関して、利用者が特によく勘違いしてしまうポイントを解説します。
実際に多い勘違いを、例を交えて解説していきます。
①「23:59までならOK」と思っていませんか?
多くの人が「前日23:59までにキャンセルすればOK」と思っていますが、
実際にはそれだとギリギリ過ぎて当日扱いになることがあります。
理由は、キャンセル処理がサーバーで完了するまでにタイムラグがあるからです。
つまり、あなたの端末で「23:59に押した」としても、処理が0:00を過ぎて確定されると当日判定になる可能性があります。
そのため、確実に前日扱いにしたいなら、22時台までに手続きを完了させておくのが安全です。
このわずか1〜2時間の差が、返金額を数千円単位で変えることもあるので注意しましょう。
②キャンセルボタンを押しただけでは完了しない
バリ得新幹線のマイページで「キャンセル」ボタンを押しても、
それだけでは手続きは完了していません。
画面下部に表示される「取消確定」をクリックして、
完了メッセージが出るまで操作を進める必要があります。
また、キャンセル確定時には、システムが自動で取消料を計算し、
「確認画面」に金額が表示されます。
この金額を確認せずに途中で閉じると、手続きが途中で止まったままになることも。
つまり、「キャンセル完了画面を見る」までが正式な手続きなんです。
焦ってブラウザを閉じてしまうのはNGです。
③完了メールが届かないとキャンセル成立しない
キャンセル操作を完了したつもりでも、完了メールが届いていなければ、
そのキャンセルは成立していません。
日本旅行では、システム上で処理が確定した時点で自動的に「予約取消完了メール」が送信されます。
このメールには、受付日時・取消料・返金額が明記されており、これが公式なキャンセル証明となります。
迷惑メールフォルダに入っている場合もあるので、メールが届かないときは必ず確認を。
筆者も一度このミスをして、「前日キャンセルしたのに当日扱いになった」という経験があります…。
このメールを確認するかどうかが、返金の明暗を分けるんですよね。
④返金メールを見落とすと損をする
キャンセル後、返金が完了したタイミングで「返金処理完了メール」が届きます。
ここに記載された金額が、実際に口座やカードに戻る金額です。
このメールを見落とすと、返金が完了しているのに気づかず、
「まだ返ってこない…」と誤解してしまう人が多いです。
特にコンビニ払いの場合は、メール内に口座登録フォームのリンクが記載されており、
登録を忘れると返金されないままになることもあります。
このフォームはキャンセル後5日以内に入力しないと期限切れになるため、
必ず早めに手続きを済ませておきましょう。
つまり、完了メール・返金メールの2通をセットで確認することが、損を防ぐ最強の対策です。
バリ得新幹線を損せずキャンセルするための3つのポイント
バリ得新幹線を損せずにキャンセルするための3つのポイントを解説します。
これらを実践するだけで、キャンセル時の損失をぐっと減らせます。
①余裕を持って前日夜までに手続きする
まず一番大切なのは、「早めの判断」です。
日本旅行公式のルール上、キャンセルの締切は前日23:59までですが、
実際にはサーバー処理の遅延や通信エラーを考慮して、22時までに完了するのが理想です。
これにより、取消料を40%で済ませることができ、当日扱いによる50%請求を避けられます。
たった1時間の差で返金額が数千円変わるケースも珍しくありません。
「22時ルール」を意識して動くと、結果的にいちばん損を防げます。
スマホからでも簡単に操作できるので、前日夜に余裕を持ってキャンセルしておきましょう。
②返金ルールを先に確認しておく
キャンセルのタイミングを決める前に、必ず返金ルールをチェックしておきましょう。
日本旅行公式サイトでは、各プランページの下部に「取消・変更について」という項目があります。
そこに、取消料・返金方法・返金時期がすべて明記されています。
特に注意すべきなのが、支払い方法による違いです。
| 支払い方法 | 返金方法 | 返金までの目安 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 自動返金 | 2〜5営業日 |
| コンビニ・現金払い | 口座振込(登録必要) | 5〜10営業日 |
つまり、クレジット払いならすぐ戻るけど、現金払いだと手続きに時間がかかるんですね。
事前にこの違いを知っておけば、「返金まだ?」と焦ることもなくなります。
公式ルールを知ることこそ、損を防ぐ最大の武器です。
③マイページ通知を見逃さない
意外と多いのが、「キャンセル完了メール」や「返金通知メール」を見逃してしまうケースです。
これを見落とすと、キャンセルが未完了のまま扱われたり、
返金申請をし忘れて損することもあります。
マイページには、キャンセルステータスがリアルタイムで表示されます。
その中に「取消済み」「返金処理中」「返金完了」といった表示があるので、
必ずそこを確認しておきましょう。
また、通知メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダに入っていないかチェックを。
特にGmail・Yahoo!メールなどでは自動振り分けされることがあります。
キャンセル関連のメールは、削除せずに1週間は保管しておくと安心です。
筆者も以前、返金メールを見落として「返金されてない」と勘違いしたことがあります…。
確認を習慣化するだけで、本当に損が減りますよ。
➡バリ得こだま・ひかり・さくら完全ガイド|安く買う方法・予約・変更・キャンセルまで徹底解説
まとめ|バリ得新幹線のキャンセル時間と返金ルールのポイント
| 内容 | 要点まとめ |
|---|---|
| 前日キャンセル | 23:59まで可(22時までの手続きが安全)。取消料40%。 |
| 当日キャンセル | 発車前まで可。取消料50%、返金は半額。 |
| 出発後キャンセル | 返金なし(100%取消料)。無連絡も同様。 |
| 返金処理 | クレジットは自動返金、現金は口座登録が必要。 |
| 損を防ぐコツ | 22時までの手続き・公式確認・メール保存が鉄則。 |
バリ得新幹線のキャンセルは、前日23:59までが基本ルール。
ただし、システム処理の遅延を考えると、22時までに完了させるのが安全です。
当日でも発車前であればキャンセル可能ですが、返金は半額。
一方、出発後は返金ゼロになるため、ギリギリの操作は避けるのがベストです。
返金は支払い方法で異なり、クレジットなら自動、現金払いなら口座登録が必要です。
メール確認を怠ると返金を逃すこともあるので注意しましょう。
キャンセルで損しないための鉄則は、「早め・確認・保存」。
この3つを守れば、安心してバリ得新幹線を利用できます。
公式情報も併せてチェックしておきましょう👇
