「バリ得新幹線に乗り遅れた…!」「返金はできる?」「次の便に乗れる?」
そんな焦りと不安を感じたときに読むべきガイドです。
実は、バリ得きっぷは普通のJRきっぷとは違い、“旅行商品扱い”のため、乗り遅れた時点で無効になるというルールがあります。
しかし、タイミング次第では返金や再予約ができるケースもあるんです。
この記事では、出発前・出発後・無連絡・天候トラブルなど、あらゆるケースの対応方法をわかりやすく整理。
読めば、乗り遅れても損しない行動がすぐにわかりますよ🚄✨
バリ得の全体がわかる➡バリ得こだま・ひかり・さくら完全ガイド|安く買う方法・予約・変更・キャンセルまで徹底解説
バリ得新幹線で乗り遅れたらどうなる?基本ルールを解説
バリ得新幹線に乗り遅れた場合、どんな扱いになるのか、まずは基本のルールを理解しておきましょう。
バリ得きっぷは、普通のJRきっぷとはまったく異なる「旅行商品」として販売されています。
つまり、乗り遅れた瞬間にそのチケットは無効になるのが原則です。
①乗り遅れた瞬間にチケットは無効になる
まず覚えておきたいのは、「発車時刻を過ぎたらチケットは無効」というルールです。
バリ得新幹線は指定便限定商品なので、決められた便に乗り遅れると、そのきっぷは使用できません。
つまり、次の便・前の便に振り替えることもできません。
このルールを知らずに「あとから乗れるだろう」と思ってしまう方が多いですが、
それは大きな誤解なんです。
発車後に改札を通っても、乗車券として認識されず、新たに通常料金を払う必要が出てきます。
②「旅行商品扱い」のため再利用は不可
バリ得きっぷは、日本旅行が販売する「募集型企画旅行商品」に分類されます。
つまり、JRの窓口で扱う乗車券とは異なり、旅行契約の一部として成立しています。
そのため、便を変更したり、別の時間に振り替えたりすることはできません。
再利用もできず、一度使えなかった時点で契約終了となります。
| 項目 | バリ得新幹線 | 通常JRきっぷ |
|---|---|---|
| 扱い | 旅行商品(日本旅行販売) | 交通券(JR販売) |
| 時間変更 | ×不可 | ○発車前まで可 |
| 乗り遅れ対応 | ×再利用不可 | ○後続列車に乗車可 |
| 返金 | △条件あり(連絡必須) | ○手数料のみ |
このように、契約形態が異なるため、「旅行会社に連絡」することがすべての基本になります。
③無連絡だと100%キャンセル扱いになる
乗り遅れた際に一番避けたいのが、「無連絡キャンセル」です。
これは、出発後に連絡をしなかった場合、自動的に取消料100%=返金なしになる仕組みです。
つまり、連絡を入れるかどうかが返金の分かれ道なんです。
逆に、発車前に日本旅行へ電話をすれば、50%の返金(当日キャンセル扱い)になる場合もあります。
「もう間に合わない!」と思った時点で、即連絡を入れてください。
| 連絡のタイミング | 扱い | 返金割合 |
|---|---|---|
| 出発前(発車前) | 当日キャンセル扱い | 50%返金 |
| 出発後(当日中連絡) | 事後対応キャンセル | 〜20%返金 |
| 無連絡 | 無効 | 返金なし |
このように、同じ「乗り遅れ」でも、連絡の有無で結果が大きく変わります。
④返金の有無は連絡タイミングで変わる
返金があるかどうかは、「いつ」「どの方法で」連絡したかによって決まります。
発車前に日本旅行のコールセンター(0570-666-155)へ連絡しておけば、当日キャンセル扱いで返金が受けられます。
発車後の連絡でも、状況によっては一部返金の対応をしてもらえるケースもあります。
ただし、返金率は時間の経過とともに下がるため、早めの判断が重要です。
| 時期 | 連絡方法 | 返金率 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 出発前 | 電話(コールセンター) | 50% | 当日扱いキャンセル |
| 出発後すぐ | 電話(状況説明) | 10〜20% | 個別判断 |
| 出発後・無連絡 | なし | 0% | 返金なし |
このように、発車前のひと手間が大きな差を生みます。
「もう間に合わない!」と思った瞬間に、日本旅行に電話、これが鉄則ですよ📞
バリ得新幹線の返金ルールをケース別に徹底比較
バリ得新幹線をキャンセル・乗り遅れた場合、返金の有無や割合は「連絡タイミング」で大きく変わります。
公式ルール上、バリ得きっぷは「出発前日22時までのキャンセル」で全額返金が可能。
しかし、当日になると取消料が発生し、連絡なしでは返金されません。
以下の表でケースごとの返金割合を比較してみましょう👇
| ケース | 連絡タイミング | 取消料 | 返金割合 | 対応方法 |
|---|---|---|---|---|
| ① 出発前(前日まで) | マイページ or 電話 | 0〜40% | 全額 or 一部 | 通常キャンセル扱い |
| ② 出発当日(発車前連絡あり) | 電話 | 50% | 半額返金 | 当日扱いキャンセル |
| ③ 出発後(当日中連絡) | 電話 | 80〜100% | 最大20%返金 | 事後扱い |
| ④ 無連絡 | なし | 100% | なし | 自動キャンセル扱い |
見ての通り、連絡のタイミングが早いほど返金率が高くなるのが特徴です。
①出発前に連絡した場合(50%返金あり)
出発前に「間に合いそうにない」とわかった時点で、すぐに日本旅行に連絡を入れましょう。
発車前であれば、当日扱いキャンセルとして50%が返金されます。
この際、コールセンターに連絡するときは「予約番号」「出発区間」「便名」を伝えるとスムーズです。
つまり、“発車前に連絡”が返金を受けるための最重要ポイントなんです。
例:
「新大阪10:00発ののぞみに間に合いません。キャンセル扱いでお願いします。」
この一言で返金対象になります。
②出発後に連絡した場合(20%程度返金)
出発後でも、その日のうちに連絡を入れれば事後キャンセル扱いになるケースがあります。
ただし返金は少なく、10〜20%程度です。
この対応はあくまで“救済措置”であり、連絡を入れなければ無効になります。
また、連絡が翌日以降になると、完全に返金対象外になります。
| 発車後の対応 | 連絡方法 | 返金目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 発車当日中に連絡 | 電話 | 10〜20% | 事情説明が必要 |
| 翌日以降に連絡 | 不可 | なし | 自動的に無効 |
このため、乗り遅れた直後でもすぐに日本旅行へ連絡するのが得策です。
③無連絡の場合(返金なし)
無連絡で乗り遅れた場合、チケットは自動的に使用済み扱いとなり、返金は一切ありません。
これは旅行契約上、「利用開始後(出発時刻以降)の返金は不可」とされているためです。
つまり、“何もしない=全額損”という厳しいルールです。
出発直後でもいいので、可能な限り連絡を入れるようにしてください。
④天候・遅延など不可抗力の場合の特例
台風・大雪・人身事故など、不可抗力によって乗り遅れた場合は、
取消料なしで全額返金になるケースがあります。
日本旅行はJRからの運行情報をもとに判断しているため、
天候や運休の証明があれば、柔軟に対応してもらえます。
| 状況 | 対応 | 返金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 台風・大雪など運休 | 全額返金 | ○ | 手数料なし |
| 人身事故で遅延 | 一部返金 or 便変更 | △ | 状況により判断 |
| 体調不良 | 一部返金 | △ | 診断書で対応可の場合も |
つまり、「自分の責任外」であれば救済される余地があるということです。
判断が難しい場合は、発車前でも日本旅行に相談するのが一番確実ですよ。
バリ得新幹線で乗り遅れたときの再予約・再購入方法
バリ得新幹線に乗り遅れた場合、基本的にはそのチケットは無効になりますが、次の便に乗るための方法はあります。
結論から言うと、バリ得きっぷは再利用できませんが、再予約で対応可能です。
つまり、“キャンセル→再購入”が実質的な時間変更となります。
①発車前にキャンセル→再予約で実質変更
まだ発車前であれば、マイページや電話でキャンセルを行い、希望の時間の便を再予約できます。
この方法であれば、50%返金(または取消料なし)の状態で再購入できるため、損が最小限です。
手順は以下の通り👇
| ステップ | 操作内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ① | 日本旅行マイページにログイン | 予約番号で対象便を確認 |
| ② | 「取消」ボタンをクリック | 22時以降はキャンセル不可 |
| ③ | 新しい便を再予約 | 同区間なら同額で予約可能 |
| ④ | キャンセルメール・新予約メールを保存 | 返金トラブル防止に必須 |
このやり方を知っておけば、実質的に時間変更と同じ動きができます。
②乗り遅れ後は再購入が必要
すでに発車後に乗り遅れた場合は、チケットが無効になるため再購入が必要です。
この際、バリ得新幹線は同じ商品を即再購入できますが、空席状況によっては購入できない場合もあります。
乗り遅れ後の対応手順は次の通りです👇
| ステップ | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| ① | 日本旅行サイトで空席を再検索 | 同区間・同日が対象 |
| ② | 新規予約として購入 | 返金処理と別になる |
| ③ | 返金は後日確認 | 3〜5営業日後に処理 |
| ④ | チケット発券 or eチケット確認 | 忘れると乗車不可 |
つまり、乗り遅れ後は“新規購入”としてリスタートするイメージです。
③空席を確保するコツとタイミング
再購入する場合、空席を確保するためのコツがあります。
- スマホで日本旅行サイトをブックマークしておく
- 発車後すぐに検索(キャンセル席が反映されやすい)
- 時間に余裕がある場合は1〜2時間後の便を狙う
また、同日中なら価格が変わらないため、焦らず空席を探すのがポイントです。
キャンセル直後はシステムが反映されていないこともあるため、5〜10分ほど待ってから再検索するのがおすすめですよ。
④再購入時の支払い・返金確認ポイント
再購入した際は、元のキャンセル分と新しい支払いが別扱いになるため、必ず両方を確認しておきましょう。
クレジットカード払いなら3〜5営業日、コンビニ払いなら1〜2週間後に返金が反映されます。
このとき、返金と支払いが同時期に発生することがあるため、口座残高に注意です。
| 支払い方法 | 返金タイミング | 確認方法 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 3〜5営業日 | 明細に「払戻」と表示 |
| コンビニ払い | 7〜14日 | 日本旅行から振込連絡あり |
| 銀行振込 | 5〜7営業日 | 口座入金を確認 |
「返金がこない」と感じた場合は、マイページで返金ステータスをチェックしましょう。
それでも不明な場合は、日本旅行コールセンター(0570-666-155)に連絡すれば確認してもらえます。
バリ得新幹線の救済対応はある?特例ケースまとめ
バリ得新幹線では基本的に「変更不可・返金制限あり」ですが、例外的に救済措置が取られるケースがあります。
救済対応のポイントは、「利用者に責任がないトラブル」かどうかです。
つまり、自然災害や運休など不可抗力の場合は柔軟に対応してもらえる一方で、
寝坊や予定ミスなどの自己都合では返金されません。
①天候不良・運休時は手数料なしで返金可
台風・大雪・地震などの影響で新幹線が運休になった場合、バリ得きっぷは手数料なしで全額返金されます。
この場合、利用者側でキャンセル操作をしなくても、日本旅行が自動的にキャンセル扱いにしてくれるケースもあります。
また、振替便に乗る場合はJRの特例措置を利用できることもあります。
| 状況 | 対応内容 | 返金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 台風・大雪で運休 | 全額返金(自動処理) | ○ | 手数料なし |
| 天候の影響で遅延 | 遅延証明があれば返金対象 | △ | 要証明書 |
| 自然災害による中止 | 再予約 or 全額返金 | ○ | 公式判断に準ずる |
このように、「天候・運休」は利用者に責任がないため、もっとも返金されやすいケースです。
②人身事故・遅延時の柔軟対応
人身事故や設備トラブルによる遅延も、状況によっては救済されます。
特に、乗り継ぎ予定の在来線が遅れた結果、バリ得新幹線に間に合わなかった場合、
「遅延証明書」を提出すれば一部返金または再予約対応を受けられるケースがあります。
日本旅行はJR西日本・東海・九州などの遅延情報と連携しており、
証明書を提示すればスムーズに処理されます。
つまり、「自分に非がない遅れ」はきちんと救済されるということです。
| 原因 | 対応 | 必要なもの | 返金目安 |
|---|---|---|---|
| 在来線の遅延 | 一部返金 or 再予約 | 遅延証明書 | 50%程度 |
| 新幹線の運転見合わせ | 全額返金 | 公式運休情報 | 100% |
| 設備トラブルによる遅延 | 個別対応 | 状況報告 | 10〜50% |
遅延証明書は、駅の改札窓口やJR公式サイトから発行できます。
乗り遅れた時は、証明書を保存して日本旅行へメール提出するとスムーズですよ。
③体調不良・緊急時の個別相談
体調不良や家族の急用など、やむを得ない理由で乗車できなかった場合も、
日本旅行に連絡をすれば個別対応をしてもらえる場合があります。
診断書や勤務証明などの提出を求められることがありますが、柔軟に相談できます。
特に、「連絡を入れる」ことが救済対応の前提条件です。
何も言わずに放置してしまうと、通常のキャンセル(100%取消料)扱いになるため注意しましょう。
| 理由 | 対応 | 返金目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 体調不良(本人) | 一部返金 or 日程変更 | 20〜50% | 診断書提出あり |
| 家族の急用 | 一部返金 | 10〜30% | 連絡必須 |
| 冠婚葬祭など | 柔軟対応 | 個別判断 | 早期連絡が重要 |
日本旅行は利用者の事情を考慮してくれる旅行会社なので、誠実に相談すれば対応してもらえます。
④救済されないケースの注意点
一方で、次のような場合は救済の対象外となり、返金されません。
- 寝坊・遅刻などの自己都合
- 予約時間の勘違い
- 発券忘れ・スマホ電池切れ
- 無連絡キャンセル
これらは全て利用者責任とされるため、救済や返金の対象外です。
ただし、今後のトラブルを防ぐためにも、
「予約確認メールを保存」しておくことが大切です。
特にスマホアプリの通知設定をONにしておけば、乗車前に自動リマインドが届くため安心ですよ。
バリ得新幹線で乗り遅れないための防止策と問い合わせ先
最後に、バリ得新幹線で乗り遅れを防ぐための実践的なコツと、緊急時の問い合わせ先を紹介します。
バリ得きっぷは「時間変更不可」なので、乗り遅れ防止は何よりも重要です。
でも、ちょっとした工夫で、乗り遅れリスクをゼロに近づけることができます。
①出発前のチェックリストを活用
まずは、出発前に必ず確認しておきたいチェックリストを紹介します👇
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| ① 出発時刻 | 予約メールまたはマイページで再確認 |
| ② チケット受け取り | 発券済みかどうかを確認(未発券は受け取り必須) |
| ③ 駅到着時間 | 出発20〜30分前に駅到着を目安に |
| ④ 交通手段 | 遅延しやすい在来線・バスは避ける |
| ⑤ スマホ充電 | eチケットの表示ができるよう充電確認 |
この5項目を出発前に確認しておくだけで、
乗り遅れの9割は防げるといっても過言ではありません。
②マイページで時間と区間を再確認
バリ得新幹線の予約は、日本旅行マイページからいつでも確認できます。
特に注意したいのは、「区間の勘違い」。
博多→新大阪を予約したつもりが、新大阪→博多になっていた…というケースが意外と多いんです。
出発前日に、マイページで便名・区間・時刻を再確認しておきましょう。
また、変更やキャンセルを行った履歴もここで確認できます。
| マイページで確認できる内容 | ポイント |
|---|---|
| 予約便の詳細(時刻・区間) | 時間・駅名の勘違い防止に◎ |
| 支払いステータス | 未払い・返金処理中が確認可能 |
| キャンセル履歴 | 再予約時の確認に便利 |
マイページはスマホからでも見やすく、移動中にもサッと確認できますよ。
③遅れそうなときは即電話連絡
「もう間に合わないかも…」と思ったら、すぐに日本旅行コールセンターへ連絡しましょう。
発車前に連絡すれば、50%返金のチャンスが残っています。
電話連絡のポイント👇
- 予約番号と出発便を正確に伝える
- 状況(遅延・体調不良など)を簡潔に説明
- 「キャンセル扱いでお願いします」と明確に伝える
時間ギリギリでも、電話1本で結果が大きく変わります。
日本旅行の担当者はとても親切なので、焦らず落ち着いて話してくださいね。
④日本旅行コールセンター・店舗情報まとめ
問い合わせ先を一覧にまとめました👇
| 窓口名 | 電話番号 | 受付時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 日本旅行JRきっぷ予約センター | 0570-666-155 | 9:30〜17:30(土日祝休) | 変更・キャンセル・返金相談 |
| オンライン予約サポート | 050-5533-4800 | 平日10:00〜17:00 | WEB操作・支払い関連 |
| 店舗窓口 | 購入店舗により異なる | 各店舗営業時間内 | 購入店舗での対応限定 |
また、公式サイトの問い合わせフォームも24時間利用可能です👇
この連絡先をスマホに登録しておけば、いざというときすぐに動けるので安心ですよ。
