山陰の美しい景色を走り抜ける特急「スーパーおき」。せっかく乗るなら、景色も快適さも最高の座席を選びたいですよね。
この記事では、スーパーおきのおすすめ座席を徹底紹介します。海が見える人気のD席や、静かに過ごせる1号車後方席、リクライニングを気兼ねなく使える最後列まで、詳しくまとめました。
さらに、混雑を避けるコツや、指定席・自由席の違い、便利なチケットレス予約方法までしっかり解説。これを読めば、スーパーおきでの旅がもっと快適で特別な時間になりますよ。
スーパーおきの座席おすすめポイント7選
スーパーおきの座席おすすめポイントを7つ紹介します。座る位置によって景色も快適さもまったく違うので、ちょっとした工夫で旅の満足度がぐっと上がりますよ。
| おすすめ座席位置 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| D席(海側) | 海沿いの車窓を眺められる | 日本海の絶景をたっぷり楽しめる |
| 1号車後方席 | 静かで人の出入りが少ない | ゆったり落ち着いて過ごせる |
| 最後列 | 背後に人がいない | リクライニングを気兼ねなく倒せる |
① D席が海側!絶景を楽しみたいならここ
D席は「スーパーおき」の中で一番人気の座席です。新山口から出雲市方面へ進むと、日本海のキラキラした海を眺められるのがこの側なんです。天気がいい日は、まるで絵のように広がる水平線を見ながら走ることができますよ。
景色を楽しみたいなら、断然このD席です。指定席を取るなら、予約時に「D席側」を選ぶのがポイントです。
津和野を過ぎたあたりから、海と山が交互に見える区間が続きます。とくに益田〜出雲市間では、車窓に広がる青い海と白い波がとても印象的です。
② 静かで落ち着くのは1号車後方席
1号車の後方は、静かに過ごしたい人にぴったりです。ドアから少し離れていて、人の出入りが少ないので、車内のざわつきがほとんど気になりません。長時間の移動でも落ち着いて過ごせます。
③ リクライニングを気兼ねなく使うなら最後列
リクライニングをしっかり倒して休みたい人は、最後列を選ぶのが正解です。後ろに人がいないので、気を使うことなくゆったりできますよ。
背後に荷物を置けるスペースが少しあるのも便利です。大きめのバッグやキャリーケースがあるときはこの席を狙いましょう。
④ 出入口近くの席は混雑時も便利
乗り降りが多い駅が続く時間帯は、出入口近くの席が便利です。停車時間が短い駅でもすぐに降りられるので、スムーズに動けます。
⑤ 山口線区間ならA席もおすすめ
海の景色が楽しめるD席に対して、A席は山の風景を眺められます。津和野を通る山口線の区間では、渓谷や川の流れが見えてとても穏やかな景色が続きます。
⑥ 日差しが苦手な人は進行方向右側を避けよう
山陰線を東へ向かう午前中の列車では、進行方向右側に日が差し込みやすくなります。特に夏はかなり眩しく感じることもあるので、日差しが気になる人はD席側(左側)を選ぶと快適です。
⑦ ペア・家族連れなら回転シート席がおすすめ
スーパーおきの座席はすべて回転式になっているので、向かい合わせにして利用できます。空いている便なら、向かい合わせでゆっくり過ごすのも楽しいですよ。
スーパーおきの座席配置と編成を徹底解説
スーパーおきの座席配置と編成について詳しく紹介します。2両しかない小さな特急ですが、工夫されたレイアウトで快適に過ごせるようになっていますよ。
| 車両番号 | 席の種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1号車 | 指定席 | 静かで落ち着いた雰囲気。リクライニングも深く、快適に過ごせる。 |
| 2号車 | 自由席 | 混雑しやすいが、始発駅なら座りやすい。短距離利用にも便利。 |
① 2両編成の全体構造をチェック
スーパーおきは、たった2両の特急列車です。1号車が指定席、2号車が自由席になっていて、とてもシンプルな構造になっています。
② 指定席と自由席の位置の違い
スーパーおきでは、1号車が指定席、2号車が自由席という明確な分かれ方をしています。
指定席は、事前に予約すれば確実に座れるので安心です。一方、自由席は新山口〜益田間などで混雑しやすく、立ち客が出ることも珍しくありません。
③ 【重要】益田駅での方向転換(座席回転)
初めて乗る人が一番驚くのがこれです。スーパーおきは「益田駅」で進行方向が変わります(スイッチバック)。
益田駅に到着すると、運転士さんが反対側の運転席へ移動し、列車は逆方向に走り出します。そのため、乗客は自分で座席のペダルを踏んで、クルッと回転させる必要があります。
周りの人が一斉に回転させるので、それに合わせて座席を回しましょう。ちょっとしたイベント気分が味わえますよ。
④ グリーン車がない理由
スーパーおきにはグリーン車がありません。その代わり、普通車でも十分に快適に過ごせるよう、座席の間隔やリクライニング角度などがしっかり設計されています。
⑤ 車内設備(トイレ・テーブル・リクライニング)
トイレは1か所のみで、1号車と2号車の間に設置されています。
なお、車内にコンセントやWi-Fi設備はありません。スマホの充電は事前に済ませておくか、モバイルバッテリーを持参すると安心です。
スーパーおき自由席の混雑状況と攻略法5つ
スーパーおきの自由席はいつも混んでいるという印象がありますよね。実際の混雑具合と、少しでも快適に座るためのコツを紹介します。
| 区間 | 混雑度 | 座席を確保しやすいポイント |
|---|---|---|
| 新山口〜益田 | ★★★★★(かなり混雑) | 始発駅で早めに並ぶのが必須 |
| 益田〜出雲市 | ★★★☆☆(やや混雑) | 出発5〜10分前に並べば座れる可能性あり |
| 出雲市〜鳥取 | ★★☆☆☆(比較的空席あり) | 自由席でも座れる可能性が高い |
① 新山口〜益田間は常に満席覚悟
新山口から益田までは、スーパーおきの中でも特に混む区間です。この区間で自由席を確保するなら、出発の15〜20分前にはホームに並んでおくのがおすすめです。
② 確実に座るなら始発駅で並ぶ
確実に座りたいなら、始発駅で並ぶのが一番のポイントです。特にD席(海側)は人気が集中するので、早めに改札へ向かうのがおすすめです。
スーパーおき指定席を確保するコツ
スーパーおき指定席を確保するコツを紹介します。座席が少ない列車なので、タイミングを逃すと希望の席が取れないこともあります。
① e5489チケットレス特急券を使う
指定席を取るなら、JR西日本の「e5489チケットレス特急券」が断然おすすめです。スマホひとつで予約・変更・キャンセルができるので便利です。
② 窓側は早めに予約が必須
スーパーおきで人気の席といえば、やっぱりD席(海側の窓側)です。旅行シーズンや休日は、出発の2〜3日前にはD席が埋まってしまうこともあります。
③ 出雲市行きなら偶数番の席を狙え
出雲市方面行きの列車では、偶数番号のD席がベストポジションです。偶数番号席は前方に柱や窓枠がかからず、車窓の眺めがとても綺麗に見えます。
スーパーまつかぜとの違いと選び方
スーパーまつかぜとの違いと選び方を紹介します。同じ山陰を走る特急列車ですが、運行区間や雰囲気、乗り心地が微妙に違います。
| 比較項目 | スーパーおき | スーパーまつかぜ |
|---|---|---|
| 運行区間 | 新山口〜益田〜出雲市 | 益田〜鳥取 |
| 運行本数 | 1日3往復 | 1日6往復 |
| おすすめ座席 | D席(海側) | D席(海側) |
① 区間・運行本数の違い
スーパーおきは新山口を出発して山陰本線を出雲市まで走ります。一方でスーパーまつかぜは、益田から鳥取までを結ぶ列車です。
③ 景色を楽しむならどっち?
景色を楽しみたいなら、断然「スーパーおき」がおすすめです。特に益田から出雲市までの海沿い区間では、まるで海と並走しているような絶景が続きます。
スーパーおきで快適に過ごすための裏ワザ5選
スーパーおきで快適に過ごすための裏ワザを紹介します。長距離の列車旅をちょっとした工夫で快適にできるポイントがたくさんありますよ。
① 飲み物・食べ物は事前に購入しておく
スーパーおきには車内販売も自動販売機もありません。特に新山口〜出雲市間は4時間近く乗るため、飲み物や軽食をあらかじめ用意しておくことが大切です。
② コンセントがないのでモバイルバッテリー必須
スーパーおきの車両にはコンセントが設置されていません。長時間の乗車中にスマホやタブレットを使うなら、モバイルバッテリーは必ず持っておきましょう。
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スーパーおきを含むルートも対象で、別々に予約するより数千円〜1万円以上安くなることも珍しくありません。
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まとめ|スーパーおきのおすすめ座席はD席!快適に景色を楽しもう
スーパーおきは、2両という短い編成ながら、山陰の美しい自然を一気に駆け抜ける特急です。車窓の景色を楽しむなら、やはり海側のD席がいちばんの特等席です。
一方で、混雑が予想される区間では早めの行動が大切です。指定席を取るならチケットレス特急券を利用して、D席を事前に確保しておきましょう。益田駅での「座席回転」も旅の楽しみの一つとして覚えておいてくださいね。
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