東北新幹線に乗ろうとしたとき、「はやぶさ」「やまびこ」「なすの」「つばさ」と種類が多くて混乱したことはありませんか?
「どれに乗れば一番早いの?」「自由席があるのはどれ?」「料金に違いはあるの?」
実は、この4つの列車はそれぞれ役割が全く異なります。間違えて予約すると、「自由席がない!」「目的地まで時間がかかりすぎる」といった失敗をしてしまうことも…。
この記事では、4つの新幹線の違いを一覧表で比較し、あなたが「今、どれに乗るべきか」をズバリ解説します。
4つの新幹線の違いが一目でわかる比較表
まずは結論から。「はやぶさ・やまびこ・なすの・つばさ」の最大の違いは、運行区間と自由席の有無です。
基本スペックの比較まとめ
| 列車名 | スピード | 自由席 | 主な役割・行き先 |
|---|---|---|---|
| はやぶさ | ★★★ 最速 | × なし (全車指定) |
長距離移動 (仙台・盛岡・青森・函館) |
| やまびこ | ★★☆ 準速達 | ○ あり | 中距離移動・主要駅停車 (仙台・盛岡) |
| なすの | ★☆☆ 各駅 | ◎ 多い | 近距離通勤 (那須塩原・郡山まで) |
| つばさ | ★★☆ 準速達 | ○ あり | 山形方面へ直通 (山形・新庄) |
このように、「急ぐならはやぶさ」「柔軟に乗るならやまびこ」「近場ならなすの」「山形に行くならつばさ」と覚えておけば間違いありません。
「はやぶさ」の特徴:最速だが全車指定席
東北新幹線のエース的存在が「はやぶさ」です。最高速度320km/hで運転し、東京〜仙台を約1時間半で結びます。
圧倒的なスピードと快適性
「はやぶさ」は宇都宮や郡山などの主要駅を通過するため、目的地までの到達時間が圧倒的に早いです。また、車両はE5系・H5系という最新型が使われており、全席にコンセントがあるなど快適性も抜群です。
【注意】自由席がない(全車指定席)
| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
| とにかく速い 車両が新しく快適(全席コンセント) |
自由席がない(全車指定席) 特急料金が少し高い(+520円など) |
最大の注意点は、自由席がないこと。「満席で乗れない」というリスクもあるため、予定が決まったら早めの予約が必須です。
「やまびこ」の特徴:自由席ありのバランス型
「やまびこ」は、主要駅に停車しながら東京〜盛岡を結ぶ列車です。はやぶさより時間はかかりますが、使い勝手は抜群です。

自由席があり柔軟に乗れる
1〜4号車(または5号車)が自由席として設定されているため、予約なしで当日ふらっと乗ることができます。「急な出張で時間が読めない」という場合には最適です。
料金と時間のバランスが良い
| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
| 自由席がある はやぶさより料金が安い 福島・郡山などにも停車 |
停車駅が多く時間がかかる 列車によって車両が古い(E2系) |
「少しでも安く行きたい」「急いでいない」という場合は、やまびこを選ぶのが正解です。
「なすの」の特徴:近距離特化の各駅停車
「なすの」は、東京〜郡山(または那須塩原)までの近距離区間のみを走る列車です。
自由席が多く座りやすい
通勤・通学需要に対応しているため、自由席の車両数が多いのが特徴です。朝夕のラッシュ時でも比較的座りやすくなっています。
【注意】郡山より先には行かない
| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
| 自由席が非常に多い 朝夕の本数が多く座りやすい |
仙台・盛岡までは行かない 各駅停車なので遅い |
注意したいのは、仙台方面へは行かないという点。「なすの」に乗ってしまうと、郡山で強制的に降ろされて乗り換えになるので気をつけましょう。
「つばさ」の特徴:山形へ向かうミニ新幹線
「つばさ」は、福島駅から分岐して山形新幹線(在来線区間)へ直通する列車です。東京〜福島間は「やまびこ」と連結して走ることが多いです。
山形・新庄方面へ乗り換えなし
福島駅での乗り換えなしで、山形県の温泉地や観光地へ直行できます。在来線区間を走るため、車窓からの景色も楽しめます。
車内設備の違い(2列+2列シート)
| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
| 乗り換えなしで山形・新庄へ行ける 車窓の景色が良い |
車体がひと回り小さい(座席が2列+2列) 自由席が少ない場合がある |
座席配置が他の新幹線(3列+2列)と違い、2列+2列になっているのが特徴。カップルや2人旅には快適ですが、車内空間は少しコンパクトです。
【目的地別】あなたはどれに乗るべき?判断ガイド
それぞれの特徴を踏まえて、「目的地別のおすすめ列車」を整理しました。
目的地別のおすすめ一覧
| 目的地 | おすすめ列車 | 理由 |
|---|---|---|
| 仙台・盛岡・青森 | はやぶさ | 距離が長いため、速さを最優先すべき |
| 福島・郡山 | やまびこ | 「はやぶさ」は通過するため、やまびこ一択 |
| 宇都宮・那須塩原 | なすの / やまびこ | 自由席が多くて空いている「なすの」が快適 |
| 山形・米沢 | つばさ | 直通で乗り換え不要 |
「仙台に行くなら、速さのはやぶさ、安さ・自由席のやまびこ」という使い分けが一般的です。
料金の違いと「損をしない」予約方法
最後に、気になる料金の違いについてです。東京〜仙台(片道・通常期)で比較してみましょう。
指定席・自由席の料金差
| 列車名 | 指定席料金 | 自由席料金 |
|---|---|---|
| はやぶさ | 11,410円 | 設定なし |
| やまびこ | 10,890円 | 10,360円 |
はやぶさは「加算料金」がかかるため、やまびこより片道520円ほど高くなります。
往復だと1,000円以上の差になるため、「時間はかかってもいいから節約したい」ならやまびこの自由席が最安です。
【裏ワザ】新幹線パックならもっと安い
もし現地でホテルに泊まるなら、どの新幹線を選ぶか悩む前に「新幹線ホテルパック」をチェックしてください。
実は、往復のチケットとホテルを別々に予約すると、数千円以上損をしている可能性が高いです。
- ✅ 「はやぶさ」指定席も選べる
- ✅ 往復割引のない区間でも大幅値引き
- ✅ ホテル代が実質タダになることも
「やまびこで節約しようかな…」と考えるより、パックで「はやぶさ」に乗ったほうが、結果的に安くて速いケースがほとんどです。
※日本旅行などの公式サイトへ移動します
まとめ:違いを知って賢く使い分けよう
東北新幹線の4つの列車の違いをまとめます。
- はやぶさ:最速・全車指定席。仙台以北へ急ぐ人向け。
- やまびこ:バランス型・自由席あり。福島・郡山や節約派向け。
- なすの:近距離・各駅停車。宇都宮・那須塩原への通勤・温泉旅行向け。
- つばさ:山形直通。在来線区間を走るミニ新幹線。
自分の目的地と予算に合わせて最適な列車を選んで、快適な東北の旅を楽しんでくださいね!
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