特急やくもの切符の買い方が分からずに、迷っていませんか?
岡山〜出雲市を結ぶ特急やくもは、観光や出張で利用する人が多い人気の列車です。
しかし、「全車指定席」になったことで、買い方が以前と少し変わっているのをご存知でしょうか。
この記事では、駅での買い方からネット予約、お得なきっぷの裏ワザまで、初心者でもすぐに実践できる方法をわかりやすく解説します。
これを読めば、もう特急やくもの切符購入で迷うことはありませんよ。
特急やくもの切符の買い方をわかりやすく解説!
まずは、特急やくもの切符購入における「基本のルール」を整理しましょう。
| 内容 | 切符の基本的な購入方法と仕組みを解説 |
|---|---|
| 重要変更点 | 全車指定席化により、自由席はありません。 事前の予約が必須です。 |
| ポイント | 乗車券+特急券の2枚が必要。 ネット予約(チケットレス)が便利でお得。 |
①特急やくもはどんな列車?
特急やくもは、岡山駅から出雲市駅を結ぶJR西日本の特急列車です。
2024年に新型車両「273系」がデビューし、ブロンズ色の車体が特徴的です。
最大の特徴は、新しい「車上型制御付自然振り子方式」の採用により、以前の車両に比べて乗り心地が劇的に改善されたこと。
車内酔いしにくくなり、Wi-Fiや全席コンセントも完備されました。
出雲大社や松江への観光はもちろん、ビジネス利用でも快適に過ごせる列車へと進化しています。
②切符の種類(全車指定席・グリーン車)
現在の特急やくもは「全車指定席」です。
自由席はありません。
そのため、乗車前に必ず座席を指定して切符を購入する必要があります。
「とりあえず乗ってから、空いている席に座る」ということはできないので注意しましょう。
- 普通車指定席:一般的な座席。全席コンセント付きで快適。
- グリーン車:1号車にある広々とした座席。静かに過ごしたい人向け。
- セミコンパートメント:新型やくもで登場した「グループ向け座席」。家族や友人と向かい合って座れます。
③購入方法の全パターン(駅・ネット・券売機)
特急やくもの切符は、主に3つの方法で購入できます。
一番のおすすめは、ネット予約の「e5489」です。
スマホが切符代わりになる「チケットレス特急券」なら、駅で発券する手間がなく、料金も窓口より安くなります。
駅で買う場合は「みどりの券売機」または「みどりの窓口」を利用します。
全車指定席になったため、週末などは窓口が混み合います。
なるべく券売機かネットを利用するのがスムーズです。
④必要な料金の仕組み(乗車券+特急券)
特急やくもに乗るには、「乗車券」と「特急券」の2種類が必要です。
たとえば岡山〜出雲市間の場合、運賃(乗車券)+指定席特急料金の合計が必要です。
金額の目安は、片道約7,000円〜7,500円前後です(時期により変動)。
⑤購入時の注意点とポイント
最大の注意点はやはり「自由席がない」こと。
満席の場合は乗車できないため、予定が決まったら早めの予約が鉄則です。
また、ネット予約(e5489)で購入した場合、チケットレスならそのまま乗れますが、紙のきっぷで予約した場合は乗車前に券売機での受け取りが必要です。
特急やくもの切符を駅で買う方法
スマホ操作が苦手な方や、相談して買いたい方向けに、駅での買い方を解説します。
①みどりの窓口での買い方
最も確実なのが、みどりの窓口です。
「岡山から出雲市まで、大人1枚」と伝えるだけでOK。
新型やくもの「セミコンパートメント」などを希望する場合も、窓口で相談するとスムーズです。
②みどりの券売機での買い方
駅にある「みどりの券売機」でも購入可能です。
トップ画面から「指定席」→「特急やくも」を選択し、日時と区間を入力します。
座席表(シートマップ)を見ながら好きな席を選べるので、海側・山側を選びたい人にも便利です。
③往復切符の買い方
帰りもやくもを利用するなら、最初から「往復」で購入するのが手間がなくおすすめです。
ただし、関西発など長距離でない限り「往復割引(1割引)」は適用されない区間が多いです。
単に「買い忘れ防止」としてのメリットになります。
特急やくもの切符をネットで買う方法(推奨)
特急やくもに乗るなら、JR西日本の予約サイト「e5489」を使うのが最もお得で便利です。
| メリット1 | チケットレス割引があり、窓口より安い。 |
|---|---|
| メリット2 | スマホ画面を見せるだけで乗車OK(発券不要)。 |
| メリット3 | 何度でも変更手数料が無料(※チケットレスの場合)。 |
①e5489の「チケットレス特急券」が最強
「e5489」で会員登録(無料)をして、「チケットレス特急券」を選んで予約しましょう。
これだけで通常料金より200円〜お得になります。
乗車券(運賃)は別途、交通系ICカード(ICOCAやSuica)でタッチすればOKです。
②「WEB早特」を活用する
旅行の日程が早くから決まっているなら、「WEB早特7」や「WEB早特14」を狙いましょう。
席数限定ですが、通常の指定席料金より大幅に安く購入できます。
特に岡山〜出雲市のような長距離区間では割引額が大きいです。
【重要】全車指定席化による注意点
以前のやくもを知っている人が一番気をつけるべきポイントをまとめました。
①「自由席に並んで座る」はできません
現在はすべての車両が指定席です。
以前のように「早めにホームに並んで自由席を確保する」という方法は使えません。
必ず乗車前に、指定席特急券を購入してください。
②満席時の「立席特急券」について
もし指定席が満席になってしまった場合、枚数限定で「立席特急券(りっせき)」が販売されることがあります。
これは「座席には座れないけれど、デッキなどに立って乗車できる」という切符です。
どうしてもその列車に乗らなければならない場合の、最終手段として覚えておきましょう。
もし新幹線とやくもを乗り継いで宿泊旅行をするなら、個別に切符を買うより「新幹線・特急+ホテルパック」が断然安いです。
全車指定席になったやくもの座席確保も、ホテル予約と一緒に完了するので楽ちんです。
※日本旅行などの公式サイトへ移動します
まとめ|特急やくもの切符は「ネットで事前予約」が正解
新型やくもの登場により、快適になった一方で「全車指定席」という大きな変化がありました。
当日駅で焦らないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 自由席はないので、必ず予約する。
- スマホがあるなら「e5489」のチケットレスが安くて便利。
- 宿泊旅行なら「JR+ホテルパック」でまとめて安く済ませる。
新しい特急やくもは、揺れも少なく非常に快適です。
早めに指定席を確保して、快適な山陰の旅を楽しんでくださいね。
